韓国語翻訳家になるには?独学でも可能?仕事内容や年収について徹底解説!

韓国に関わる仕事
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近年、韓国語を学ぶ人が増えたことから「せっかく韓国語を学んだから何かに活かしたい!」「韓国語翻訳家気になる!」「実際のところ稼げる職業?」など韓国語翻訳家について疑問を持つ人も多くなりました。さらに韓国語を使った職業の代名詞であるものの、ハードルが高いと感じている人もいますよね。今回はそんな方のために韓国語翻訳家について徹底解説します!

この記事からわかること

・韓国語翻訳家の仕事内容についてわかる

・韓国語翻訳家の年収がわかる

・韓国語翻訳家になるためにはどうすれば良いのかがわかる



韓国語翻訳家って何?

韓国語翻訳家とは、韓国語と日本語の異なる言語を同じ意味に変換して文章に記述する人。もとの文章を別の言語としていかに自然な表現で翻訳できるかという能力が必要です。

翻訳する内容によっては専門知識が求められることも。翻訳作業には直訳と意訳があり、翻訳者は依頼者の要望に応じて内容を使い分けていく必要があります。

・「直訳」・・原文のまま忠実に訳していくこと。
・「意訳」・・意味を変えない程度に読み手が分かりやすい表現で、添削や加筆といった表現の変化を取り入れて訳すこと。

資格は必要?

韓国語翻訳家を目指すにあたって特別な資格は必要ありません。しかし最低限としてTOPIK6級の取得を目指すことをおすすめします。なぜならTOPIK 6級レベルの能力が必要なことと、求人に応募する際に一つのアピールとなるからです。

また、大手の出版社では学歴を重視する会社もあるといわれています。正社員として大手の出版会社に務める翻訳家を目指すのであれば、有名大学を卒業しておくことも一つのメリットになるでしょう。

留学は必須?

「韓国への留学は必須でしょ?」と思う人もいますが、翻訳家になるために留学はマストではありません。留学する時間や費用、余力があれば留学はもちろんおすすめです。留学ということが一つの経験となり、応募する際にも武器になることはあります。しかし「留学しないと翻訳家にはなれない」は誤りです。基本的なレベルと実績を積んでいくことができれば、留学なしでも翻訳家になれるのです。

韓国語翻訳家の仕事内容が知りたい!

翻訳家の仕事は多岐に渡ります。大きく分けると「産業翻訳」「出版翻訳」「映像翻訳」です。

産業翻訳・・会議やメールのやりとりなど、ビジネスで使用される翻訳

出版翻訳・・小説や漫画などの書籍での翻訳

映像翻訳・・映画やドラマなど映像関連の翻訳

その他に「翻訳アシスタント」「翻訳コーディネーター」「翻訳チェッカー」「ランゲージリード」など求人によってさまざまな働き方があることが特徴。雇用形態も、求人によって正社員・契約社員・業務委託契約(フリーランス)などさまざまあります。ご自身の理想とする働き方を選べるというのは良い点ではないでしょうか?

韓国語翻訳家になるためのスキルを身につけるには?

韓国語翻訳家になるためのスキルを身につけるには、下記3つの方法があります。

・独学で学ぶ
・翻訳家の学校に通って学ぶ
・韓国の大学の翻訳・通訳学科を卒業する

次に詳しく解説していきます。

独学で学ぶ

前述しましたが、韓国語翻訳家になるにあたって特別な資格は必要ありません。そのため「独学」でも韓国語翻訳家として仕事をしていくことは可能です。依頼者が翻訳家に最も求めるポイントは「実績」です。求人によっては翻訳経験数年以上〜というところも多いのです。未経験の場合は、未経験者OKの求人を探してコツコツと実績を積んでいくことになります。ただし非常に案件が少ないことと、単価も安いので最初は収入という面では、厳しい可能性もあるでしょう。

独学で学ぶ場合は、韓国語のレベルとしてはTOPIK6級はマストと考え取得を目指しましょう。日本の企業であればハングル検定も良いかと思いますが、韓国企業からの求人も広く対応するためには、TOPIKをおすすめします。資格取得後は、すぐに求人に応募も可能。より知識を深めるには翻訳の学校(通学・オンライン)で学ぶことも良いでしょう。

また、韓国語対話力を向上させるために韓国語のスクールに通うこともおすすめです。翻訳の中には、漫画やドラマなど「話し言葉」を翻訳するケースも多いです。自然な対話力を身につけるには、韓国語スクールなどで会話を学ぶことも良いでしょう

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翻訳家の学校に通って学ぶ

翻訳・通訳の講座がある専門校やスクールに通って学ぶことも一つです。ただし多くの学校では、外国語の翻訳について学ぶことがメインのため、韓国語を学ぶことではないので注意。韓国語はご自身である一定のレベルまで勉強しておく必要があります。

韓国の大学院の翻訳家・通訳学科を卒業する

翻訳家のプロを目指すなら、韓国の大学院で翻訳家・通訳学科を卒業することが望ましいです。すでに肩書きもあるので経験というところもカバーでき、最初からスムーズに仕事をとっていくことも可能でしょう。代表的な大学は、梨花女子大学や韓国外国語大学。

こちらは大学から進学する人もいれば、社会人として働いてから改めて大学院に編入する人も多いようです。これから進路を検討する人や就職したものの転職を考えている人はぜひ検討してみてはいかがでしょうか?

 

韓国語翻訳家の仕事はどこで受注する?

翻訳家としてお仕事をスタートさせた場合に、どこで求人を探せば良いのでしょうか?主なものをご紹介します。

・翻訳会社に履歴書を送る。
・翻訳会社に就職する。
・クラウドワークスやランサーズ、ココナラなど単発でお仕事をとって経験値を積む。
・求人サイトで募集されているお仕事に応募する。
・twitterで募集されているものに応募して契約する。

いずれにせよ、採用試験(トライアルやテスト、面接など)を経て合格すれば契約となります。未経験のうちは仕事をもらうことすら難しいことも事実。フリーランスや副業で経験を積みたい方は、クラウドワークスやランサーズ、ココナラなどでコツコツと実績を積んでいくことも一つです。



韓国語翻訳家の年収はどのくらい?

韓国語に限らず、翻訳家の年収は(翻訳の種類や雇用形態によっても変わりますが)平均で約400万円~600万円程度といわれています。しかし未経験で仕事が少ない場合や、副業として翻訳を行っている場合だと、年収100万円程度な人も多いことも事実。安定的に稼いでいくには実績を積むことになります。

また、翻訳の分野によっても単価が変わります。例えば金融、契約書、医学系であれば専門的な知識も必要になってくるので高くなる傾向にあります。

近年人気である韓国ドラマや映画の翻訳を行う映像翻訳の平均年収は、480万円~600万円程度。決められた文字数の中で翻訳しなくてはならないなど、規定の中で最善の翻訳をしていく必要があるため時間と労力を使います。

韓国語翻訳家に求められるもの

翻訳家に求められるものは、正確な翻訳技術だけではありません。時には少々意訳であっても自然な表現にすることや、正しい日本語能力も必要になります。またそれぞれの文化の背景を言葉で表現するための知識や語彙力も大切です。韓国語と日本語のレベルのみならず、お互いにとって自然な表現で翻訳する力を身につけていきましょう。

 

<こちらの記事では、実際に韓国語翻訳家の方へインタビューしました>
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韓国語翻訳家になるには?実際のお仕事について取材しました!
韓国語翻訳家のお仕事ってどんなもの?韓国語を使ったお仕事がしたい!と思う人は多いですよね。今回は韓国語を独学で学び、通訳・翻訳の道に進まれたこゆきさんを取材しました!仕事の募集の見つけ方や翻訳家としてのご経験など詳しくお伺いしました。

 

まとめ

韓国語翻訳家についてご紹介しました。近年、韓国ドラマやKPOPの流入により翻訳の需要は高まっています。本格的に目指すのであれば、まずはTOPIK6級の取得を目指しましょう!TOPIKは独学でも取得可能ですが、「勉強方法がわからない。」「何度も落ちてしまう。」「韓国語教室で教わりたい」などあれば、日本最大の韓国語教室K Villagもおすすめです。

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またこれから副業やフリーランスでやっていきたいという人の実績作りには、クラウドワークスやランサーズ、ココナラがおすすめ。ある程度経験を積んだ上で、大手の求人や単価の高い求人への合格率も高まります。最初は大変ですが、確実に韓国と日本の架け橋になる仕事です。韓国語翻訳家を目指してみてはかがでしょうか?